医療や介護福祉業界では、働くために絶対に必要な資格と言うものがあります。
老人保健施設でもそれは存在しますので、老人保健施設で仕事をしたい方は、適宜必要な資格取得をしていきましょう。
また、老人保健施設で必要となる資格を知りたい時には、法律で定められた「人員基準」を見ていくと良いです。
老人保健施設の人員基準は医師が1人、看護職員9人という具合に必要な人員を決めたもので、それを見ることで老人保健施設でどんな専門家が働いているのか、どんな資格が必要なのかがよく分かります。
人員基準を見れば、先程の医師や看護師の他に介護職員や理学療法士、作業療法士や言語聴覚士、介護支援専門員と言った職種も名を連ねています。
特に介護職員の人員基準は25人と多く、老人保健施設の仕事の中でも花形の職種ですので、老人保健施設で働きたいなら介護職員初任者研修等の資格取得を目指すのも良いでしょう。
そして、介護職以外の看護師や理学療法士等の専門家を目指される方は、長い目で見て資格取得をするプランを立てる必要があります。
介護職員初任者研修は数ヶ月程度で取得できますが、それ以外の職種は専門学校で数年程度勉強をしなければいけないものが多いからです。
就きたい職種によって、資格取得が大変なものもありますので注意しましょう。
ちなみに、老人保健施設では資格支援制度を設けている所もあります。
やる気次第で仕事が出来る場合もありますので、専門資格を持っていない方は、そんな求人を探して応募するのも方法です。